皆様
お疲れ様です
本日は茨木市の学力向上への取組についてお伝えさせて頂こうと思います。
茨木市は学力が高いという理由で他府県から引っ越してこられる方もおられます。
学力が高い要因はどこにあるのか。
答えはここにありました。
◆茨木市の学力について
茨木市の教育の取組みは、多方面から注目を集めています。
平成26年度以降150を超える市町村から視察を受け、新聞などのメディアにも大きく取り上げられました。
また、全国学力・学習状況調査では、小・中学校ともにすべての教科で正答率が府内平均を上回っており、中学校では全ての教科で全国平均も上回っています。
さらに、小・中学校ともに学力低位層(正答率0~40%の児童生徒)の割合が全国より低く、中学校では学力高位層(正答率80~100%の児童生徒)の割合も全国より高くなっています。
◆茨木市の取組について
茨木市では、学力高位層を増加させるだけでなく、学力低位層を減少させることに力を注いでいます。また、臨床心理士や社会福祉士などの教員以外の専門家を配置するなど、すべての子どもの学力を向上させる「一人も見捨てへん教育」に積極的に取り組んでいます。
茨木市では、これまでからも点数では測れない「子どもの内面の力」を育むことに取り組んできました。新プランでは、内面の力(非認知能力)を「茨木っ子力」と名付け、その育成により一層重点を置いています。「学力の樹(右図)」のとおり元気力を土台に、茨木っ子力を伸ばすことで、自分なりの考え(思考系能力)を育み、教科の学力(認知能力)の向上にもつなげています。
「茨木っ子力」は自分自身で伸ばす力。子どもたちが、茨木っ子力をどの場面で求められ、どう発揮できたのかを自身で内省し、必要な茨木っ子力を「もっと伸ばしたい」と意識できるようにすることが大切です。新ツール「茨木っ子キャリアパスポート」と「いま未来手帳」は、こうした行為を習慣化するために導入しました。
子どもたちに1人に1台タブレット端末を貸与し、学校での一人ひとりの実態に応じた学習や子どもたち同士で教え学び合う学習、家庭でのデジタル教材を使った学習、オンラインで学校と家庭をつなぐ取組みなどに活用します。
茨木市では、保育所や幼稚園から小学校、小学校から中学校にスムーズに進学し、それぞれで得た学びや経験を積み上げていくため、14の中学校ブロックごとに、保育所・幼稚園・小学校・中学校の教職員が連携し、さまざまな取組みを行っています。例えば、中学校ブロックごとで作成した連携カリキュラムをもとにした実践や、保幼小中の教職員がそれぞれの授業を参観し、意見交換などを行なっています。
教員が児童・生徒に接する時間を増やすため、教員の事務負担を軽減し、授業準備や、印刷、事務作業を行う業務サポーターを小・中学校に配置しています。
公立幼稚園、小・中学校の耐震化率は100%。また、全ての普通教室(一部の特別教室)にエアコンを、トイレには洋式便器を設置しています。中学校の全教室に大型テレビを設置するなど、子どもたちが安全・安心に、快適に過ごせる学習環境が整っています。
私が通っていた学校とは大違い、、、
どこに住んでるかで本当に変わりますね
他府県から引越しされる親御様の気持ちがわかりました。
以上、売買担当の森本でした。