お疲れ様です
本日はいよいよ今年度に運用が開始される安威川ダムについて、ご紹介したいと思います。
ちなみに来年にはダム周辺の公園「ダムパークいばきた」もオープンされます。
平成26年から始まった大阪府施工のダム本体工事。
昨年8月にダム本体が完成し、同年9月から試験のためのダム貯水が開始されています。
現在も試験中ですが、梅雨や台風などの大雨の際に洪水調節機能を発揮するため、貯水位をいったん下げる放流を開始します。
その後もダム下流の河川環境を保全するためのフラッシュ放流を行う等のダムの運用を実施する予定との事です。
◆これから実施される二つの放流について
①梅雨や台風に備えた、貯水位を下げるための放流
現在、安威川ダムでは試験実施のため、貯水位を上昇させています。
梅雨や台風などの大雨が多くなる時期に備えて、ダムの貯水位を下げるための放流を5月中から開始する予定です。
放流時には太田橋付近で最大約50㎝の水位上昇が見込まれますので、ご注意下さい。
②河川環境保全のための放流(フラッシュ放流)
ダムは大雨時に洪水被害を軽減する効果がある反面、日ごろの水量の増加を抑制する事で、下流河川の環境が変わってしまう可能性があります。
そのため、ダムに貯めた水を一時的に流すフラッシュ放流を行い、川底をかく乱させて河川環境を保全します。
初回の放流は6月20日の10時～14時で予定しているとの事です。
※フラッシュ放流の時の注意点
・放流中は水位が上昇し、大変危険ですので、川の中に入らないようにしてください。
・放流開始30分前には、茨木川との合流地点より上流の安威川堤防上にある放流警報局のサイレンを鳴ら
し、放送により注意喚起を行います。
安威川付近の土地相場は水災を気にする方も多く、通常より安い状況でしたが、安威川ダムができる事によって変動があるかもしれませんね
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